崖っぷち!オマエの就職決まるのかい?

ハローワークから訓練校に入校し、いよいよ最後の企業研修。悪戦苦闘、脂汗ダラダラの毎日でございます。

ヴェリタスを読んで米雇用統計を復習~3月のFOMCは?

タイトルどおり全て日経ヴェリタスからの引用で、個人的な備忘録に近いものです。

●ヘッドラインとなる前月比雇用者増加数(非農業部門)は15万1千人と市場予想(19万人)に届かず、4か月ぶりの低い増加数にとどまった。反面失業率は4.9%と前月比0.1ポイント改善し、2008年秋のリーマンショック危機後、初めて4%台に突入した。

●雇用の流動性の高い米国で4%台の失業率はほぼ「完全雇用状態」とみなされる。

●平均時給の上昇率が前月比0.5%増。1年ぶりの高い上昇率となり年率換算すると6%を超える急伸。

●今回の雇用統計の難しい解釈を端的に映したのが、5日の2年債相場の動き。発表直後は金利が0.68%まで急落(価格は上昇)。詳細が確認されると一気に0.76%まで急上昇。その後は0.72%近辺でもみ合い。

●年明け以降の市場混乱で、3月追加利上げの見方は大きく後退。

●日欧中銀はマイナス金利の導入拡大の追加緩和に動いている。FRBの追加引き締めは円やユーロに対するドル高再燃や、新興国からのドル流出を加速する懸念をはらむ。

●一方、年内利上げの方針を現時点で放棄する選択肢もない。米国経済は通貨高の打撃で輸出や設備投資は不安定だが、中核の個人消費は堅調に維持。15年全体の個人消費は3.1%増で10年ぶりの高い伸び。